【繊細さん】HSPとは何か【解説】

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HSPとは

身近な存在

こんにちは。ねる子です。
今日は、書店やテレビなどで見かけることも増えた「HSP」について書きたいと思います。
近頃はHSPというものに対する理解が進み日常会話のなかでも「あの人、HSPらしいよ~」なんて言葉も度々聞くようになったのではないでしょうか。

HSPは何の略語なの?

Highly Sensitive Person」(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略語で、「人いちばい感受性が強く、敏感さや繊細さを感じる人」という意味です。
よく「繊細さん」「敏感な人」という表現をしているメディアもあります。

私自身もHSPです。高校生ぐらいからHSPの気質が強くなり、辛い思いをしたことがたくさんあります。今回は、私の実体験や調べて実際に役立った知識を紹介していきます。

病気なのか

HSPは何か後天性の病気なのでしょうか?
結論から言うと、全く病気ではありません。生まれ持ったその人自身の気質です。
世の中には歌がうまい人、身長が高い人、記憶力が良い人など色々な人が居ますが、それと同じです。生まれながらに持っているものです。
なので、薬物治療や何か根本的な治療方法があるわけではありません。

またHSP自体は病気ではありませんが、繊細すぎる気質から精神的な病気になってしまう事があります。その場合は一度、精神科やメンタルクリニックを受診してみる事をおすすめします。鬱病はHSPとは違い治療で治すことができます。

世の中での息苦しさ

HSPの人は「生活していくなかで息苦しさ」を感じている人が多いです。
それは仕事中だったり、家のなかだったり感じる状況や理由も様々です。
HSPでは無い人には何でも無いことでも、HSPの人にとっては体調を崩すほどの悩みになっているという場合もあります。

HSPの人からすると「なんで皆そんなに平気なんだろう」と、不思議に思う事があると思います。
しかし根本的な感じ方が違うので、HSPの基準を他の人に求めるのは現実的に考えて難しいです。自分が感じている苦痛を「生まれてから一度も経験したことが無い」人が大勢いると考えた方が良いでしょう。

 

生きやすくなる工夫

先ほど根本的な治療というものは無い、と書きましたが「生活のなかでの対処の仕方」はあります。対処していくことでストレスをグッと減らすことができます。

ちょっとした考え方や環境を変えることで生きやすくなるのです。
次からはHSPの人にありがちな場面での対策を考えます。

職場で

あなたの職場では苦手な上司や同僚がいるでしょうか?
どんな人でも、身近に苦手だな、と思う人は必ず居ると思います。その人の事をずっと考えてしまい、眠れないなんて事もあるでしょうか。

HSPの人は「苦手な人とも仲良くしたい」という考え方は避けた方が良いです。それよりも「接する機会を最低限にする」ような逃げの姿勢が大切です。
もちろん、無視しろと言っているのではありません。自分から不必要にコミュニケーションをとる事を避けます

更によくあるのが「周りの人のイライラしている様子がストレスに感じる」という事でしょう。
職場の狭い空間で、上司がイラついた様子で貧乏ゆすり、電話先で誰かに怒鳴っている、舌打ちをしているなど、大変よくあるシチュエーションです。
そのような時は「客観的」に考えましょう。
HSPの人は「原因は自分にあるのでは?」と考えてしまいがちですが、実際には「え?そんなことで?」と拍子抜けするような事が理由だったりします。

自分で客観的に見られるようになれれば良いのですが、いきなりそれは難しいと思うので、仲の良い同僚に「今日の○○さん、イライラしてたよね?なんでかな?」とそっと聞いてみたり、トイレ休憩などをこまめに取り、少しその場を離れてみるといった対策が取れます。

ですが、心身ともに健康を第一にしてください
自分は何を苦痛に感じているのかをよく分析し、職場を変えてみるという事もできるかもしれません。
今はネットがあるので在宅でできる仕事や、人と極力関わらないような仕事もあります。
何か資格や知識をつけて次の仕事探しに活かすのも良いでしょう。

家の中で

主婦や学生の方は家で過ごす時間も長いでしょう。
家でリラックスできる環境を作ることはHSPにとってかなり大切なことです。
HSPの中には五感が敏感で疲れてしまう、という人も居ます。

私自身も、冷蔵庫の音ような小さな機械音に対して敏感に聞き取ってしまい、疲れてしまうことがあります。そこで音が気になった時はイヤホンや、ドラッグストアで購入したスポンジ製の耳栓をしています。
このような場合は、自分の気になる「感覚を鈍らせる」ことができます。
視覚であればわざと度が低い眼鏡をかけてみたり、嗅覚であれば癒し効果のあるアロマを部屋で焚いてみるのはそうでしょうか?

また家族との付き合いで疲れてしまうという人は、家で一人になる時間を大切にしましょう。
急に部屋に一人で、こもる様になると家族が「どうしたのだろう」と心配するかもしれません。
事前に家族に「少し休んでるだけだから心配しないでね」と伝えたり、何に対して自分は疲れてしまうのかを詳しく話しておくと良いでしょう。

家族から100%の理解を得ることは難しいです。話してわかって貰えないとガッカリします。
親族の中では私だけがHSPだったので、理解して貰えないことも多々ありましたし、その度に落ち込む事がありました。
でも「感覚が違うのだからしょうがないな」ぐらいの軽い気持ちで大丈夫です。
行動していくなかで段々と「そういうものなのか」と家族も考えてくれる時がくるでしょう。

これからを探すなかで

よくHSPの人は「こんな事をしたら周りの人に迷惑をかけてしまうんじゃないか」と考えてしまいがちです。
例え職場も辞めてもその事が話題に出るのは精々数か月程ですし、気にする必要はありません。
無責任なのはよくありませんが、きちんとした手順で辞める権利は誰にでもあります。
家庭内で自分の意見を言ったり、環境の改善を求める権利も誰にでもあります。

今はお金をかけなくても何か資格や新しい分野について学ぶ事もできます。簡単な方法だと自分の持っている技術を売りに、フリーランスで仕事を受注してみたりハンドメイド作品を売るのはどうでしょうか?

HSPのメリット

HSPについての対策や難点をあげてきましたが、HSPには良い点もあります。
他の人が気づかない所までよく気が付くこと」です。

資料作りで改善点にいち早く気が付いたり、お店でお客さんが話す前に困っていることに気づいてあげたり、いつもと違うような街のささいな変化で喜べたり・・・

小さな幸せを他の人よりもかみしめやすいという事です。
少し頑張った後は、ご褒美にお気に入りのカフェに行き幸せをたくさん感じるようにして、リラックスすると良いかもしれません。

私の体験談

HSPだと気づく前は「同じ事をしてても何故人よりこんなに疲れてしまうのだろう」とよく感じて落ち込んでいました。
なおかつ働いていた職場は、控えめに言ってもブラックで離職率80%というとんでもない所でした。
しかし辞める事を決意し、ネットでHSPの事を知り調べて理解するようになってからは肩の力がぬけ楽になりました
自分は何が「得意」で何が「疲れてしまう」のかよく理解する事が大切だと思います。

今、辛い思いをしていても必ず自分にあった環境や居場所は見つかります。
HSP専門のカウンセラーや専門書籍もあるので是非参考にしてみて下さい。

 

今から変える事ができる

いきなり考え方を全て変えようと思うと、疲れてしまいます。
少しずつで構いません。
まずは1日に1つだけ考え方を変えられるように意識してみるとか、できたら簡単なご褒美を用意しておくなど、できることから始めましょう。

人は1つ考え方を全く変えるのに、3ヶ月はかかるという意見もあるそうです。なので長期的な目で考える様にしましょう。失敗しても自分を責めないでください。

自分を否定しないこと

最後に「自分はダメだ」と考えないでください。HSPにはメリットもたくさんありますし、先に気が付いたおかげで人に喜ばれることもあります。
否定するのではなく「上手に向き合っていける」ようにしましょう。

この記事から少しでもHSPに対する理解が深まれば幸いです。
以上になりますが、読んで頂きありがとうございました。

 

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